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クリスマスと年末年始とFXトレード

2017年12月30日

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クリスマス休暇

欧米では、例年12/24から1/1までの間、クリスマス休暇を取得するのが一般的です。
それは為替ディーラーも同じで、12/25や1/1以外の日は市場が開いていますが、市場参加者は極端に少なくなります。

また、休暇前には、ポジションをいったん決済するために、特にクリスマス休暇前の12月は相場が荒れやすくなり、12月のトレードは慎重にすべきといわれる所以となっています。

クリスマス相場とトレード

市場参加者が少ないと相場はどう動くのでしょうか?

クリスマス休暇後の年末にかけては、市場参加者が少なく、商いが成立しづらくなり(流動性リスク)、大量に売ったり買ったりすることが難しくなるため、積極的に参加しようとするプロは少なくなります。

一方、少ない資金で為替相場を動かすことができます。

そのため、この時期は、「クリスマス相場」と呼ばれ、値が飛びやすくなって自動売買ソフト(EA)にとって苦手な相場になりやすいのが特徴です。

投資格言「休むも相場」

自動売買ソフト(EA)でのトレードは、基本的にオンとオフをするだけの手軽さから、ついつい年中、売ったり買ったりしていなければ気のすまない人がいます。

ただ、そんな人に限って儲かっている人はそう多くないのではないでしょうか。

相場の世界では「休むも相場」という有名な格言があります。
投資には、「売り」と「買い」のどちらかしかないと思うのは誤りで、「休む」ことも大切な要素であると説くものです。「売るべし 買うべし 休むべし」、「売り買い休みの三筋道」とも説かれています。

メンタル面では、トレードは常に欲との戦いで、相場で利益を上げれば「もっと取ってやろう」と思い、損をすれば「今度は取り返そう」と、常に売ったり買ったりしてしまいがちです。こういった心理には、知らず知らずにおごりと焦りの気持ちが入り込んで、冷静なトレードができなくなる要因になります。

これは自動売買ソフト(EA)を利用したトレードでも同様で、この時期、早々と年内トレードを終了するEAユーザーが増えるのも、こういった理由です。
というわけで、かくいう私も次回のトレードは1月第2週からとなります。

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