FX研究所

【検証】17/12/8 下降トレンドと損切り

2017年12月10日

本ページはプロモーションが含まれています。

日本時間8日朝方から、AVANCER EAが決済しないままポジションが増えていく状態が続いていましたが、夜に米国雇用統計の発表を控えていたため、やむなく7ポジションを損切りすることとなりました。

当日の1分足チャートを見てみると、綺麗な下降トレンドを形成しており、レンジ相場を得意とするAVANCER EAにとって明らかに不得意な相場状況になっています。同じ下降トレンドでも反発を繰り返しながらの下降であれば、AVANCER EAは細かく利益確定できるんですが、なだらかな下降では正直お手上げです。

損切りのタイミングについては、いろいろな考えがあると思いますが、EAの損切りについては、EAが想定していない急変する相場、不得意な相場では潔く損切りするのが得策です。

改めて1分足チャートを見ると、75日移動平均線(赤)に頭を押さえられ、ピボット(S1)ラインを下抜けした当たりでは、移動平均線も綺麗なパーフェクトオーダー(下降トレンド)を形成しているため(30分足チャートも同様。)、損切り判断があって良かったと思います。

仮に証拠金維持率に余裕があってもう少し様子見をしたとしても、ピボット(S2)ライン当たりでもみ合った後の下抜けで損切りしておかないと、米国雇用統計の発表もあることから、もはや資産運用ではなく、ギャンブルになりかねません。

本業がある人は、昼間にチャートを見る時間が取れないため、今回のような損切り判断は厳しいと思いますが、実は、AVANCER EAの稼働ルール(雇用統計前後は12時間以上ストップ)に従っていれば、今回の損切りは最小限で済みました。

改めて稼働ルールの大切さを痛感する出来事でした。

〔今回の教訓〕チャートを見ることができない時こそ、指標止めの稼働ルールは重要!!

-FX研究所