FXでは、オシレーター系のテクニカル分析の指標としてはRCIという方法があります。
これは、数値によって相場に存在している割高と割安を把握するためのものです。主に、投資家心理を具体的な数値に算出する指標であるため現状の相場が割高であるのか割安であるのかを簡単に見極めることができます。
RCIは、順位相関指数と呼ばれている指標でありマイナス100%からプラス100%のラインが用意されています。数値がマイナス100%に近づくほどその相場は割安であると判断できますし、プラス100%に近づくほど相場は割高であると判断できます。
基本的に、RCIは短期的な取引に向いている指標であると考えられています。RCIは、高速で取引が行われているFXの相場の流れをその時々によって分析するためのものです。特に、近年は自動ツールを利用した売買取引を実践している投資家も多くなっており、機械的な割高と割安の重要性が高くなっています。これは特に、短期的な取引において重要性が高いと考えられているのです。
そもそも、長期的な取引をFXで行う場合には安定性が求められます。例えば、相場が大きく下がり続けているようなケースでは長期的な取引で利益を出すことが難しくなります。これは、長期的に相場が下がり続けてしまうことがわかっているからです。相場が上がることがないとわかっているため相場の上がるタイミングを見つけづらく、長期的に安定した指標を利用しないと利益を出しにくいわけです。
一方で、短期的に相場は下がっていたとしてもそれが割安であると判断されれば短い期間で相場は上昇します。こうした短い期間の相場の変動を見極めるためにRCIが重要になるわけです。
上記からわかるように、RCIは全体的なトレンドを考慮しなくても取引ができる指標だといえます。短期的に割高と割安のどちらかに傾いているのかを簡単に算出できるため、長期的な相場のトレンドを気にしなくても利益を出せるメリットがあるのです。
なお、RCIはMT4の標準インジケーターじゃありませんので、ネットから別途ダウンロードする必要があります。 「どんなインジケーターを使っていますか?」 「〇〇っていうインジケーターはどこで手に入りますか?」 最近、こんな質問をよく聞きます。 基本的には、移動平均線とピボットをメインで使っていますが、サポレジ ...
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