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FX取引をする上で押さえておきたい理論特集:ギャンサイクル

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ギャンサイクルとは?

ギャンサイクルとはFX取引で使われる理論の中の一つです。具体的にどのようなものかと言うと、ギャンという20世紀始めに活躍したトレーダーが生み出した理論の一つで、相場の値動きには一定の周期と循環があるという考えのもとで、未来はただ単に過去の出来事が繰り返しているだけに過ぎず、全ての事象は大きなサイクルと小さなサイクルの組み合わせによって出来上がっているという理論です。

新しいギャンサイクルはいつ始まるのとは?

新しいサイクルがいつ始まるかと言うと、価格が極端に乱高下した直後であり、その最安値と最高値は二つとも過去の長い時間の結果として生まれるものであって、これらの結果になるには一定のサイクルが存在しているというものです。

つまりギャンは安値から高値になり、そしてまた安値になるまでの期間や逆に高値から安値になり、そしてまた高値に戻るまでの期間、あるいは高値や安値が継続した期間などにも一定のサイクルがあると考えたものがギャンサイクルという理論です。

一つのサイクルってどれくらい?

このギャンサイクルでは大きな値動きから次の大きな値動きまでを一つのサイクルとみなして、そのサイクルがいつ出現するかというものを予期していきます。大きなサイクルは90年、60年、45年、30年、20年とあり、小さなサイクルでも7年、5年、3年2年、1年と年単位のものとなっています。

この理論はアメリカやヨーロッパ等では良く知られており、今でもこの理論を勉強する人は沢山います。ギャンの理論はこのギャンサイクル以外にも様々なものがあり、どれも独特な技術的な理論で注目されています。ギャンは相場の値動きには自然科学の中に存在する振動の法則によって支配されているとして、価格の振動を調べればどの地点で価格が上がりどの地点で下がるかを確定する事が出来るとも考え様々な理論を考え出しました。その中の一つがギャンサイクルと言われるものです。

もちろんこのギャンサイクル理論だけではFXで利益を得続けるのは難しいですが、それでもこの理論が頭にあるかないかでは取引をしていく上でかなり違ってきます。

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