この記事では、EA-BANKの100種類以上の無料EAの中から、最適なEAを選ぶ際のポイントとおすすめEAを厳選して紹介しています。
FX自動売買でコンスタントに利益を上げるには最適なEAでポートフォリオを組むのが有効ですが、このEA選びで失敗したくない人、自分にぴったりのEAを探したい、見つけたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
EA-BANKでEAを選ぶ際の2つのポイント
無料でEAを使い放題というEA-BANKのメリットを活かすにはポートフォリオを組んだ運用がおすすめです。
そこでEA-BANKを利用してポートフォリオを組む場合のEAを選ぶポイントを2つ紹介します!
ポートフォリオ
ポートフォリオ(Portfolio)とは、金融商品の組み合わせのことで、EAの王道ポートフォリオは「EA同士の相関性が低いものを組み合わせる」ということです。つまり性格の異なるEAを組み合わせることで、リスクヘッジをすることができます。
ポイント①:トレードタイプをチェックする
EA-BANKで提供されるEAは大きく4つのトレードタイプに分類されています。
異なる性格のEAでポートフォリオを組む場合は、まず第一に異なるトレードタイプのEAを選択する方法が挙げられます。
トレードタイプ①:スキャルピング(おすすめEA:bloom_EB)
スキャルピングは、数秒から数分という短い保有期間でトレードするタイプの取引で、10pips程度の小さい値幅をコツコツと積み上げていくことが特徴です。
そのため、スキャルピングは短期間で利益確定した資金を再投資し続けることができる非常に資金効率がよいトレードタイプといわれています。

bloom_EBAは、ライントレードをEA化したものでブレークアウトと呼ばれるタイプのEAです。
基本ロジックは、高値と安値に指値注文を入れておき、ラインにタッチで順張りエントリーします。
トレーリングストップ機能により、トレンドに乗ったときは利益を積み重ねる一方、浅めの損切り(SL)で小まめにトレードするためスキャルピングに分類されているようです。
最大ドローダウンも小さめでドカン負けが起こりづらいため、ポートフォリオでも扱いやすいスキャルピングEAの一つです。
2023.1.15現在、累計成績ランキングで「利益」「プロフィットファクター」「リカバリファクター」の三冠を達成している優秀なEAです。
トレードタイプ②:デイトレード(おすすめEA:Hydrangea)
デイトレードは、数時間から1日で完結するタイプの取引で、比較的短期で利益を確保していくことが特徴です。
そのため、デイトレードで利益を狙うには、相場が大きく動きやすい時間帯を狙って取引することが効率的といわれています。

Hydrangeaは、需給に応じた特定通貨ペアの特定時間帯における特徴的な値動きを狙ったアノマリーEAです。
方向感に法則性がでるため、その流れに沿って仕掛け勝率が良く、また、実需による値動きなので優位性が薄れにくい特徴があります。
2023.1.15現在、累計成績ランキングで「利益」部門で8位にラインキングしている優秀なEAです。
トレードタイプ③:スイングトレード(おすすめEA:Rajampat_EURUSD_M15_EB)
スイングトレードとは、ポジションを数日から数週間保有し、ある程度大きな値幅を狙いにくトレードタイプです。
長めの時間足でトレンドを分析し、その方向へ順張り取引を行うことが一般的です。

Rajampat_EURUSD_M15_EBは、ボリンジャーバンドを使用した逆張り型ロジックのEAです。
トレーリングストップ機能で利益を積み上げていくような仕様になっています。
平均して週3回程度のトレード回数で、ポジション保有は数時間から数日間といった、デイトレードからスイングトレードタイプで、週をまたぐ比較的長い期間ポジションを保有するEAとなります。
トレードタイプ④:グリッドトレード(おすすめEA:Turn Up EA)
EA-BANKでは、ナンピン・トラリピなどを活用した手法がグリッドトレードとして分類されています。
グリッドトレードでは常にポジションを取り、ナンピン機能を持つものも多いため、含み損が多くなることが特徴です。

Turn Up EAは、AUD/CAD(豪ドル/カナダドル)の動きに特化したグリッドスタイルのEAです。
ナンピン・マーチンゲール手法も取り入れられており、安定して利益を出せるように設計されています。
AUD/CADというユニークな通貨ペアのEAでもあり、ポートフォリオに組み入れるのが面白いEAのひとつです。
2023.1.15現在、累計成績ランキングで「プロフィットファクター」部門で5位、「リカバリファクター」2位にラインキングしている優秀なEAです。
ポイント②:通貨ペアをチェックする
EA-BANKでは、USD/JPY(ドル円)などのメジャーな通貨ペアを始めいろいろなペアのEAが提供されています。
異なる性格のEAでポートフォリオを組む場合は、異なるトレードタイプのEAを選択するのと同様、異なる通貨ペアのEAを選択する方法が挙げられます。
以下、主な通貨ペアごとにおすすめのEAを紹介します。
通貨ペア①:TK-EX USDJPY(USD/JPY)
日本人トレーダーに一番なじみがある通貨ペアといえばUSD/JPY(ドル/円)です。
EA-BANKにもUSD/JPYでトレードするEAがたくさん登録されています。

TK-EX USDJPYは、日本時間深夜と仲値時刻にエントリーするゴトー日狙いのアノマリーEAです。
ゴゴジャンで販売されている市販EA「東京エクストリーム」と同等のEAといわれています。
2023.1.15現在、累計成績ランキングで「利益」部門で4位にラインキングしている優秀なEAです。
通貨ペア②:Atlas_FX_EABANK(EUR/USD)
国際的なメジャー通貨ペアといえばEURUSD(ユーロ/ドル)で、取引量も群を抜いている通貨ペアです。

Atlas_FX_EABANKは、主に買い方向でトレードするEAで、金融価格には、じわ上げ,急落が多いことに着目してEAが得意とする押し目買いに特化していることが特徴です。
緻密なトレイリングストップ機能を搭載し,非常に低ドローダウンでの運用が期待できるとされています。
2023.1.15現在、累計成績ランキングで「利益」部門で2位にラインキングしている優秀なEAです。
通貨ペア③:Nanchan_Pinchan_EURGBP_H4_V1_EB(EUR/GBP)
EUR/GBP(ユーロ/ポンド)も流通量が多い通貨ペアでトレーダーに人気があります。

Nanchan_Pinchan_EURGBP_H4_V1_EBは、EUR/GBP専用ナンピン・マーチンEAです。
優良EA「コペルニクス」の開発者として有名なだぶるいー氏が提供するリカバリーファクターを極限まで高めた至極のナンピン・マーチンEAといわれています。
2023.1.15現在、累計成績ランキングで「プロフィットファクター」部門で2位、「リカバリファクター」4位にラインキングしている優秀なEAです。
通貨ペア④:Trend_Scal_GBPJPY_M5_V4_EB(GBP/JPY)

Trend_Scal_GBPJPY_M5_V4_EBは、トレンド方向にスキャルピングでトレードするGBP/JPY用EAです。
Nanchan_Pinchan_EURGBP_H4_V1_EBと同じ優良EA開発者として有名なだぶるいー氏が提供する安心して利用できるEAの一つです。
2023.1.15現在、累計成績ランキングで「プロフィットファクター」部門で9位、「リカバリファクター」9位にラインキングしている優秀なEAです。
通貨ペア⑤:AUDNZD Otaku(AUD/NZD)
AUD/NZD(豪ドル/NZドル)は同じ方向性で推移しやすいため、値動きが小さいのが特徴の通貨ペアです。
概ね 1,500pips程度の間で推移し、 緩やかなトレンドが出やすく、大きく動いて一晩で損失が拡大するケースは、少ない通貨ペアといわれています。

AUDNZD Otakuは、AUD/NZDに特化したロジックでトレードを行うEAで、スキャルピング/デイトレードを好みに応じて、実施する/実施しないを選択することができることも特徴の一つです。
2023.1.15現在、累計成績ランキングで「利益」部門で9位、「リカバリファクター」7位にラインキングしている優秀なEAです。
まとめ:EA-BANKで稼ぐコツは右肩上がりの成績のEAでポートフォリオを組むこと!
異なる性質のEAでポートフォリオを組むことを前提にEA-BANKで提供されているおすすめのEAを紹介してきました。
EA-BANKのEAを利用したトレードはEAをセットさえすれば、あとは自動で取引ができます。
利用者は週末動作チェックのためにVPSを確認し、一定期間で成績が悪いトレードがあった場合は入れ替えを検討することが主な作業になります。
入れ替えの目安としては、最大ドローダウンの金額を更新した場合、バックテストで想定された以上の停滞期に突入したときに行うのが一般的です。
EA-BANKには、いろいろなトレードタイプ、通貨ペアの優秀なEAがたくさん無料で提供されていますので、この記事を参考に、優秀なEAを無料で利用できるEA-BANKのメリットを活かした資産運用をぜひ目指しましょう!