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自己破産後でもFX口座開設はできる?FX口座開設で審査に落ちる原因とは?

2022年6月24日

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「自己破産していてもFX口座開設はできるって本当なの?」
「ブラックリストに載っていないはずなのにFX口座開設で審査に通らないのはなぜ?」
「FX口座開設ではどのようなことが審査されているの?」
このような疑問を抱いたことありませんか?

レバレッジを活かして少額資金で運用が始められる人気のFXですが、いざ口座開設しようとすると何に注意したらよいかわからない。

今回はそのような疑問にお答えします。

本記事の内容


・自己破産後でもFX口座開設は可能?
・FXの口座開設で審査に落ちる4つの原因
・FX初心者でも安心!審査に落ちない口座開設の4つのコツ
・まとめ

それでは、いってみましょう!

自己破産後でもFX口座開設は可能?

結論からいうと、自己破産をしていてもFX口座開設は可能です!?

自己破産をすると、いわゆるブラックリストに載るため、しばらくはクレジットカードやローンを組む際などの審査に影響を及ぼすことが知られているため、FX口座開設も申請が通らなくなると思っている人が多いと思います。

しかし実際には、FX口座開設の審査においては、自己破産歴や借金額が影響しないことがよくあります。

では、なぜクレジットカードやローン審査はダメなのに、FX口座開設だとOKなのでしょうか?

不思議に思う人も多いと思いますので、FX口座開設の審査の仕組みの違いを紹介していきましょう!

FXの審査では自己破産の有無は関係ない

クレジットカードやカードローンの場合は、一般に自己破産の履歴があると審査に通ることはありません。

なぜなら、これらの審査では個人信用情報機関に登録された支払履歴(事故履歴)を参照するからです。

一方、FX口座開設の審査では、個人信用情報機関へ照会することはなく、申し込み内容に基づいて審査することが一般的です。

それに申し込みの際に「自己破産の経験はありますか?」なんて聞かれる項目はまずなく、自己破産の経験があることで審査に落とされることはほぼないと言われています。

破産手続き中のFXは控えた方が無難

自己破産歴があったとしてもFX口座開設が可能だとしても、破産手続中の人がFX口座開設に申し込むことは止めておいたほうが無難です!

まっとうなFXトレードは資産運用ですが、どうしても一攫千金やギャンブル的運用をやりがちで、また世間一般でもそのような認識をされることが多く、破産手続中にFX口座開設をおこなったり、FXトレードを行うことは、今後経済的に更生する見込みがないと判断され、最悪の場合、免責不許可となる可能性があるからです。

自己破産の履歴だけが残り、肝心の免責が受けられず、借金だけが残ったら身も蓋もありません...。

FXはギャンブルでは無いといっても、破産する身でありながら投資や資産運用するというのもおかしな話なので、破産手続き中の人はFXには手を出さないことがベストです!!

FXの口座開設で審査に落ちる3つの原因

自己破産をしている人でもFX口座開設ができるのに、なぜ審査に落ちる人がいるの?

そう思う人もいますよね??

続いては、FXの口座開設で審査に落ちてしまうよくある3つの原因について解説してみます!

落ちる原因①:金融資金が十分で無い場合

FXの口座開設における審査は、クレジットカードやローン契約の審査ほど厳しくありませんが、金融資産(現金に換価できる資産)が十分でない場合、審査に落ちてしまいます。

FX会社は顧客がトレードする際の手数料で主に収益を上げていますが、金融資産が少ない顧客だと、たいしたトレード回数が期待できず、かつ資金ショートのリスクもあるので、FX会社にとって口座維持費用ばかりかさむ好ましくない顧客といえます。

金融資産とは


・預金
・株、投資信託
・生命保険
・小切手
・商品券

なお、金融資産に対して投資資金(トレード額)が高額だと「投資のリスクを理解できていない」と判断され、取引停止や口座凍結のリスクもありますので、FXでは金融資金が十分であることは非常に重要となります。

落ちる原因②:無職や収入が少ない場合

無職や収入が少ない場合もFXの口座開設における審査で落ちる可能性が高くなります。

これは金融資産が少ない場合と同様、トレード回数が期待できない顧客で、かつ資金ショートのリスクもあるので、FX会社にとって口座維持費用ばかりかさむ好ましくない顧客といえます。

落ちる原因③:申込み(申請)内容に矛盾がある場合

FX口座開設における審査に落とされてしまうよくあるパターンが、この申込み(申請)内容に矛盾がある場合です。

たとえば、次のような場合は、たとえ入力ミスだとしても、虚偽の内容を申告していると判断されて審査に落とされることが少なくありません。

・無職なのに、年収額に不釣り合いな数字が入力されている
・入力した勤務先の電話番号が実際の勤務先のものとは違う
・投資経験と年齢が不釣り合い(投資を始めたのが未成年の年齢になっている)

もちろん「金融資産が30万円しかないのに、300万円も金融資産を保有している」といった見栄を張った内容を申告も虚偽申告として、発覚した場合、FX口座が凍結されてしまうおそれもあるため、申請フォームの内容を記載したら、間違いがないか必ず確認するようにしましょう。

FX初心者でも安心!審査に落ちない口座開設の4つの留意点

FX未経験者や初心者の方のなかには、投資についての知識や経験が少ないことに加え、FX口座開設の審査に通るのかについても不安を感じる人も少なくありません。

FX未経験や初心者という理由だけでFX会社の審査には落ちることはありませんが、次の4つに留意して申請すれば、審査落ちを回避できる可能性は格段に高くなります。

①申請フォームは正確に記入!虚偽の記載は絶対にしない

審査に落ちないための留意点の第一は、申請フォームを正確に記入することです。

FX口座開設の際には本人確認書類が必要となりますが、源泉徴収票や確定申告書など収入を証明する書類までは提出する必要がないので、収入や金融資産額を正確に記入していなくてもFX会社に気づかれることはありません。

しかし、名前はもちろん、年収や貯金、職業などに誤りがあり、それが虚偽の申告と見なされた場合、取引停止になったり、FX口座が凍結されることがあります。

なかでも気をつけたいのが、家族の名前でFX口座開設をした場合です。

FX口座は本人名義で開設するのが原則ですので、これが発覚すると高確率で取引解除になるといわれています。

さらにFXトレードで利益が出ている場合、税金面でもトラブルが生じるなど、くれぐれも名義借りでのFX口座開設は避けるべきです!

②十分な運用資産(余裕資金)を用意する

FX口座開設の申込みをする場合、必ず年収や金融資産の申告が求められます。

FXはお金がなければ取引ができないので、十分な運用資産(余裕資金)を用意する必要があります。

特にFXはレバレッジをかけてトレードできるため、他の資産運用以上に余裕を持った運用資産がなければ、損失が生じたときに補填できなくなるからです。

そのため、FX会社によっては、FX口座開設時に必要な金融資産の額を定めている場合があります。

十分な運用資金がないのに、トレードに必要な資金額があると虚偽の申告をすることはもってのほかです!

③必要書類を正しく提出する

どのFX会社でも、FX口座開設をする際に、本人確認書類などの必要書類を提出しなければなりません。

もちろん申請フォームに入力した情報と提出した必要書類の情報が一致している必要があります。

そのため、よくある提出書類の不備としては、転居したのに書類上の住所が古いままになっていたり、変更事項が記載されている書類の裏面等を提出していないといったうっかりミスも少なくありません。

最近は申請フォームから必要書類の画像を送信できるなど、提出方法が簡単になっている反面、うっかりミスも増えているようなのでくれぐれも注意しましょう!

④重複申請をしない

ほとんどのFX会社では、決められた追加口座以外、新規口座を複数開設することはできません

FX口座を作ったにもかかわらず取引をほとんどしない冬眠口座(口座維持コストのみかかっている)を防ぐ意味合いもありますが、必要のない複数の口座の開設を許すとマネーロンダリングなどの犯罪目的に利用されるおそれがあるからです。

FX口座を開設後、ずっと放置しているうちに口座が凍結された人が新規口座開設の申請をした場合、うっかり重複申請になってしまうケースもあるため、申請前にFX会社に一度問い合わせた方が思いがけず審査に落ちるリスクが少なくなります。

まとめ:自己破産後もFX口座開設は可能!でも破産手続中はもちろん、FXは控えた方が無難!!

FX口座開設時には「金融資産、運用資金、申請内容」の3点をメインに審査されるので、逆にいえば、この3点さえクリアすれば、自己破産をしていても比較的問題なくFX口座開設ができます。

FXはギャンブルでは無いといっても、破産する身や破産したばかりの身でありながら投資や資産運用するというのもおかしな話なので、このような人はFXを控えることが無難です!!

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