自動売買ソフト(EA)と経済指標
自動売買ソフト(EA)はテクニカルに基づいてトレードするので、急激に相場が動きやすい経済指標発表時の相場は不得意です。
もちろん、すべての経済指標の発表が不利に動くわけではないのですが、有利になるか不利になるか分からないため、経済指標発表時にポジションを持つことがハイ・リスクになることは間違いありません。
そのため、リスクを回避するために重要な経済指標がある場合には自動売買の停止を推奨しているEAは少なくありません。 重要指標発表時は自動売買ソフト(EA)を止めるべきか? よく尋ねられる質問です。 結論から言うと、単体のEAであれば、重要指標発表時は稼働を止めた方が無難でしょう。 重要指標が発表された直後は、相場は ...
重要指標発表時は自動売買ソフト(EA)を止めるべきか?
経済指標トレードとは?
推奨にあわせて自動売買ソフト(EA)の稼働を止めた後にチャートを眺めていると、経済指標発表を契機にチャートが大きく動くのをよく目にします。
自動売買ソフト(EA)では休む相場ですが、チャートが大きく動くということは、経済指標の結果に市場が敏感に反応し、その動きを狙って「スキャルピング」や「デイトレード」などの経済指標トレード(短期トレード)を仕掛けるトレーダーが多くいるなど、市場が活性化しているということです。
米国雇用統計はFX市場の最大のお祭り
経済指標トレーダーの間では、毎月第一週の金曜日、日本時間で午後9時半(米国冬時間は10時半)に発表される米国雇用統計がFX市場の最大のお祭りとしても有名です。
発表された統計次第では、数分間で100pips以上の値動きをするケースもあり、経済指標トレードを取引スタイルとする人には稼ぎ時の日となります。
経済指標トレードと自動売買ソフト(EA)
いざ経済指標トレードを裁量でやろうとすると、発表前後に慌ただしくトレードする必要もあって、なかなか初心者にはハードルが高いトレードになってしまいます。
そのため、経済指標トレード専用の自動売買ソフト(EA)を利用する人も少なくありません。
指標トレード専用機「Scramble FX」もそのひとつです。
指標トレード専用機「Scramble FX」
「Scramble FX」は、LINEグループを利用してサポートが行われており、そこでの意見等を取り入れてバージョンアップが繰り返されています(2018.7.23現在、バージョン5.5)。
使い方は簡単で、ターゲットとなる指標の対象国の通貨を1分足チャートにセットし、指標発表直前に「自動売買ボタン」をオンにするだけです。
「Scramble FX」は、指標時間前にフライングでエントリーして、逆行して負けてしまったり、エントリー時に、スプレッドが大きくなり、届かないような位置で高値づかみしてしまうことを避けるために、売り(下方向)専門のツールとなっています。
動画では、2017年12月14日(木)午前9時30分からのオーストラリア「雇用者数増減 (11月)」をターゲットにしていますが、発表される指標の結果により、チャートが上昇するか下落するかはまったく予測できないため、「EURAUD」と「AUDUSD」という別の方向に動く2種類の1分足チャートにセットすることで、大きく相場が動けば、どちらかのチャートで確実にエントリーできるように工夫されています。
(引用:FX情報局、スマート外為)
この日に発表された指標の結果は、事前の予想を大きく下回ったため、オーストラリアドルが急激に下落したため、「EURAUD」へのエントリーに成功し(動画の中では、必要なくなった「AUDUSD」は途中で消されています。)、あっという間に4万円の利益が出ていることがわかります。
指標トレード専用機「Scramble FX」の詳細はコチラ
⇒ Scramble FX 指標トレード専用機
※ 2022.5.22追記
現在、販売終了しています。
ただ、指標トレードは、FX会社によっては禁止しているところもあるようです。
販売元によれば、tradeview社の口座でトレードが可能だということですので、「EA-BANK」で開設できる超狭スプレッド口座をここでも活用するのも、より利益も出せてベストチョイスのようです。 FXの「スプレッド」とは? 通貨の売値と買値の差がスプレッド ニュースなどで為替相場(レート)が報じられるとき、「現在の外国為替市場は1ドル110円64銭から66銭の間で取引されています。」などと幅を ...
fxの実質手数料であるスプレッドをきちんと計算してますか?
まとめ
自動売買ソフト(EA)を使ってトレードしている人にとっては、経済指標発表時にはトレードを休むことが多いのですが、あえて経済指標トレードにチャレンジすることもアリでしょう。
これは複数のEAでポートフォリオを組むのと同様に、特定のトレードスタイルだけに頼ることのないリスクヘッジにもなりますので、これまで経済指標発表時に何もすることがなくてつまらないなぁと思っていた人は、これを機会に指標トレードにチャレンジしてみませんか♪
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⇒ Scramble FX 指標トレード専用機
※ 2022.5.22追記
現在、販売終了しています。