FX研究所

fxの実質手数料であるスプレッドをきちんと計算してますか?

2018年6月17日

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FXの「スプレッド」とは?

通貨の売値と買値の差がスプレッド

ニュースなどで為替相場(レート)が報じられるとき、「現在の外国為替市場は1ドル110円64銭から66銭の間で取引されています。」などと幅を持った表現がされていることに気づいている人も多いと思います。

もちろん取引なので一定の幅があること自体は特に不自然は感じませんが、実はこの表現は、「今、1ドルを買う場合の値段は110円66銭だけど、1ドルを売る場合の値段は110円64銭になりますよ!」ということを意味しています。

この「通貨を売る時の値段(BID)と通貨を買う時の値段(ASK)の差」をスプレッドといい、これがつい見落としがちなFXの実質的手数料になっているのです。

スプレッドの仕組み

FXトレードのおけるスプレッドは、FX会社によって、また、利用している口座によって微妙に違っています。

上の写真は、私が実際にEAを利用しているMT4の「通貨ペア」欄をスクリーンショットしたものです。

もしご自身のMT4でスプレッド表示が出ていない場合は、MT4の左上の「通貨ペア」で右クリックして「スプレッド」にチェックを入れて下さい。

すると各通貨ペアの右端に「!」という項目が追加されます。

これがスプレッドです。

「45」となっていたら、「スプレッド=4.5pips」ということを意味しています。

右の2つの口座と左の口座は別のFX会社のものですが、各スプレッドを見比べると、その差にビックリすると思います。

左は大手で手数料無料をうたっている人気のFX会社で特にスプレッドが広い部類ではないんですが、スプレッドの狭さをウリにしている真ん中のFX会社の口座と比べると、スプレッドは倍近くあります。

さらに右の口座は、最近話題の「EA-BANK」を通じて解説した超狭スプレッド口座ですが、左の口座と比べると、スプレッドはユーロドルに関しては1/10以下という狭さです!!


そして要注意なんですが、このスプレッドは、売りと買いの両レートに上乗せしているので、1トレードでスプレッド×2の実質的手数料がかかることになります。同じEAを利用しても、スプレッドがちょっと違うだけでも大きな差となり、利用するFX会社・口座によって、利益が出たり、損失が出たりするのはそのためです。

特にトレードタイプがスキャル系のEAを使っている人の場合、トレードを繰り返す度にスプレッドがかさんで気づかない経費となっているので、自分が利用している口座のスプレッドがいくらなのかをしっかり把握しておくことが、安定した利益を上げる上では必要になります。

FX会社の「手数料無料」はウソ?

ところで、FX会社のサイトをみると、ほとんどの業者が「手数料無料!」とうたっていますが、これはウソなんでしょうか?

よく誤解してしまう人がいますが、ここでいう「手数料」とは、一般的に

・口座維持手数料
・出金手数料
・システム使用料
・情報利用料

などを指しているようです。

FX会社はこれらの手数料が無料なので「手数料無料」とうたっているだけで、取引にまったく費用がかからないということは、FX会社が営利企業である以上無理な話です。

FXで確実に利益を上げるためには、この見えない手数料(経費)である「スプレッド」を攻略することがカギになります!

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