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FX取引をする上で押さえておきたい理論特集:サイクル理論

2018年5月10日

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サイクル理論とは?

サイクル理論は、FX取引を行う時に知っておくと便利な理論の一つです。
具体的にどのようなものかと言うと、一般的に為替相場は安値になったり高値になったりを一定の間隔で繰り返しています。

季節に春夏秋冬があるように、為替相場も安値から高値になり、そしてまた安値に戻るというサイクルを繰り返しています。

このサイクルを一つのパターンとして考えて、その天井と底の時間帯を把握していくという手法がサイクル理論です。

サイクルも数時間毎に安値から高値になり、そしてまた安値に戻る場合もあれば、1日を通してのものもあります。また一週間を通してのものもありますし、数ヶ月や年単位で繰り返すものもあります。

サイクルは具体的に大きく分けると「ライトトランスレーション」というものと「レフトトランスレーション」という形があります。

ライトトランスレーション

ライトトランスレーションはサイクルのスタート価格よりも高い位置でサイクルが終わるというものです。

例えば100円で始まった価格が110円まで上昇してから105円まで下がって一つのサイクルが終了するという事です。

この場合は終わりもスタートの価格よりも値段が高いので買いの優位性が高く、このサイクルの時は恐れずに買いで攻めると良いです。

レフトトランスレーション

一方のレフトトランスレーションはサイクルのスタート価格よりも低い位置でサイクルが終わってしまうというものです。

例えば100円で始まった価格が105円まで上昇して、最終的には95円で一つのサイクルが終わってしまうという事です。

こうなってしまうとスタート時よりも終わった時の価格が低いので売りの優位性が高く、このサイクルの時は売りの流れが強いので売っていった方が良い可能性が高くなります。

サイクル理論の使い方

このようにサイクル理論は為替相場のパターンを読み取る理論なので、上手く相場の上がり下がりを読み取る事が出来れば大きな利益を得る事が出来ますし、全体的に良くない日でも損失を最小限に抑える事が出来ます。

もちろんこのサイクル理論だけで利益を出していくのは難しいですが、他にもある様々な理論と合わせて上手に使っていけば力強い味方になってくれる事は間違いありません。

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